ドライ・ジャニュアリーという習慣があると知って、実行してみました。
ドライ・ジャニュアリー（断酒の1月）というのは文字通り1月の１ヶ月間断酒してみるという習慣です。今ではソバー・オクトーバ（シラフの10月）といった同様の取り組みも行われているようです。
要する「とにかくやってみる」そして「変化を実感してみる」というのが狙いのようですが、実践してみて「なるほど！」と思いました。
それまでの私は、ほぼ毎日ウイスキーを飲み続けていました。１週間でボトル１本程度というペースで飲んでいたのですが、特に体調が悪いという自覚症状はなく、血圧が高めかな？というのが気になる程度の日々を過ごしていました。
ところが断酒を始めて２週間目頃から「なんとなく調子が良くなった」という感覚が出てきたのです。特に朝、起きた時に気持ちがいい。どこがということはないけど 身体全体が楽なのです。
この感覚を味わった時に、「飲まない方が良いじゃん！」という考えが湧いてきました。
結局、なんだかんだで３ヶ月ぐらい自発的に断酒は続きました。
が、仕事上の付き合いで飲まなければならない？機会があり、飲みに行きましたが、「薄めのハイボールを少量だけ」という自制心が湧いてきました。
それ以降は禁酒も断酒もしていませんが、飲みたい時に、少し飲む程度で日々を送っています。
半年ほど経過した時に健康診断を受けビックリ！ 体重が10kg減り、血圧が以前は140-95あったのが110−70程度に下がり、血液検査もほぼ全項目正常値になりました。
主治医からは「酒やめただけで10kgは減りすぎだから検査した方がいい！」と勧められ血液検査を受けましたが、異常なしでした。どうやら飲酒時にナッツなどの高カロリー食品を食べていたのが、無くなったのも効果が大きかったようです。
今ではウイスキーを買うペースも2ヶ月に１本程度になり、お財布にも優しくなりました。
